シミの場合
シミの種類によって、有効なものとそうでないものがあります。老人性色素斑(30歳代以降出現してくる比較的濃い茶色の、輪郭のはっきりしたシミ)、炎症性色素沈着(傷、やけどなどの炎症のあとにできるシミ)にもっとも効果があります。
●使用方法
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薄い褐色の色素班が
あります |
赤く反応が出ています |
1日2回(朝・夜)使用します。
まず、よく洗顔した後化粧水や、保湿ジェルで、十分に保湿します。そのあと、トレチノインゲルをシミの部分にはみでないように薄くのばして塗布します。
乾いたら、その上からハイドロキノンクリームをシミより広い範囲に、できるだけ薄く塗布します。
(治療の経過はニキビの場合と同じです。)
経過には個人差がありますので、反応を診ながらの治療します。早い方だと1ヶ月で効果が出るので、それ以降はご本人のご希望と状態から治療期間を決めていきます。
続けて使用すると肌に耐性ができてしまい、効果が得られなくなりますので、効果が出たところで1ヶ月ほど治療を休止し、その後また再開する、というサイクルを繰り返します。
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